PayPayカードの特徴!クレジット利用で付与率もアップ

PayPayカードはポイントを貯めやすいのが魅力の一つです。どのようにポイントが貯められるのか知りたい、という人も多いでしょう。

また、ナンバーレスで不正利用対策などセキュリティ面もしっかりしている点もメリットです。

PayPayカードの特徴やメリット、クレジットカードの作り方について解説します。ポイント付与の条件などポイントを貯める際の注意点や、PayPayカード ゴールドのメリットについてもお伝えします。

PayPayカードは年会費永年無料でポイントも貯めやすいクレジットカード

PayPayカードは年会費永年無料。使い方次第でポイントが貯まりやすいクレジットカードです。PayPayカードの基本情報は次の通りです。

年会費 永年無料
国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
ポイント基本付与率 1.0%(PayPayポイント)
追加可能なカード・電子マネー 家族カード、ETCカード、Apple Pay
バーチャルカード あり
旅行傷害保険 付帯なし( PayPayカード ゴールドのみあり)
ショッピングガード保険 付帯なし( PayPayカード ゴールドのみあり)
支払い方法 1回・2回払い、リボ払い、分割払い、ボーナス払い
支払い日 月末締め切り、翌月27日支払い
申し込み対象 日本在住の満18歳以上の方(高校生除く)、本人または配偶者に安定した継続収入がある方、本人認証が可能な携帯電話を持っている方

PayPayには「チャージして支払う」「PayPayクレジットから支払う」という方法のほか、「登録したクレジットカードから支払う」という方法があります。

ただし、今後(2025年1月以降)は他社のクレジットカードを登録して支払う、といった方法が選択できなくなります。登録できるクレジットカードは「PayPayカード」のみとなりますので、クレジットカードでの支払いをしたい場合は、PayPayカードを用意しておと便利です。

PayPayカードは年会費永年無料。残高での支払いの場合、ポイント付与率は0.5%ですが、クレジットカードの場合は1.0%にアップします。

支払い方法も、1回・2回払いのほか、リボ払いや分割払い、ボーナス払いが選択可能。分割払いは3回~48回までできます。また、「これだけスキップリボ」といった支払い方法が選択できるのも便利です。

また、申し込み者本人に収入がなくても、配偶者に収入があれば申し込み可能です。ただし、審査がありますので、審査通過できないと契約できないことは認識しておきましょう。

PayPayカードには、年会費無料のスタンダードのクレジットカードのほか、「PayPayカード ゴールド」というクレジットカードがあります。年会費はかかりますが、ポイント付与において特典があったり、国内主要空港ラウンジが無料で利用できたりするなどの特典もあります。

PayPayカードを利用すればポイント付与率が最大2%

PayPayアプリで支払をすると、PayPayポイント(1P=1円分)が付与されますが、クレジットカード(PayPayカード)での利用で基本付与率が1.0%にアップします。

PayPayステップでさらに付与率アップ

条件達成でさらにポイントを貯めることができます。前月に以下2つの条件達成で、ポイント付与率がプラス0.5%に。

  • 1回200円以上の支払いを30回
  • 合わせて10万円分のお支払い

上記の決済回数と決済金額を達成すれば、ポイント付与率がアップします。ただし、ETCカードの年会費やCD・ATMの手数料などは対象となりませんので注意しましょう。

Yahoo!ショッピング・LOHACOでの利用は最大5%のポイント付与

Yahoo!ショッピングとLOHACOを利用すると、最大5%の利用特典が付きます。内訳は以下の通りです。

基本付与分(200円ごと) +1%
毎日もらえる +3%
ストアポイント +1%

特典をもらうには、Yahoo! JAPAN IDとLINEアカウントの連携が必要です。連携がされていない場合は、ヤフーショッピング商品券での付与となります。

ポイントプレゼントなどのキャンペーンも随時開催

キャンペーンは大きなポイントを獲得できるチャンスです。「まるごとフラットリボの新規登録で5,000ポイント」「PayPayカード ゴールド新規入会で最大2,000ポイント」など、随時キャンペーンが開催されていますので、公式サイトなどをチェックしてみましょう。

ポイントを獲得するには、条件やエントリーが必要な場合があるので、内容をよく確認することも必要です。

貯めたポイントは有効期限なし!資産運用にも利用できる

貯めたポイントに有効期限はありません。コンビニやスーパーをはじめ、飲食店やドラッグストア、家電量販店、百貨店など多数の実店舗やネットショップなどの支払いに利用できます。

また、資産運用に使うことも可能です。ポイント運用には以下の7種類があります。

  • 金(ゴールド)コース
  • スタンダードコース
  • チャレンジコース
  • 逆チャレンジコース
  • テクノロジーコース
  • テクノロジーチャレンジコース
  • テクノロジー逆チャレンジコース

1ポイントから疑似運用体験ができ、ID登録や口座開設なども不要です。運用中PayPayポイントにチャージできます。

クレジットカードがあればPayPay残高チャージをする必要がないので便利

PayPay払いをする場合、あらかじめPayPay残高にチャージが必要です。

チャージの方法には、次のような方法があります。

  • 銀行口座の登録
  • コンビニATM(セブン銀行・ローソン銀行)で現金チャージ
  • Yahoo!フリマやYahoo!オークションの売上金を利用
  • PayPayクレジットを利用
  • PayPayカードを利用
  • ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用

PayPayカードをアプリに登録していれば、PayPayクレジットからチャージも可能です。

PayPayカードがあり、PayPayクレジットの利用設定をしていればチャージをする必要もありません。もし、レジで残高不足に気づいても、慌てることなく支払いが可能です。

バーチャルカードならプラスチックカードの到着前に利用可能

PayPayカードの作り方は「申し込み」「必要情報を入力」「口座登録」の3ステップです。PayPayカードの公式サイトから、スマートフォンで申し込みをします。

申し込みは最短5分・審査2分でネットショッピングが可能

審査は最短2分、または3日程度で完了。アプリに連絡が来ます。

審査通過できれば、すぐにクレジットカード番号、有効期限が発行されるので、インターネットショッピングができるようになります(Yahoo!ウォレットに登録され、Yahoo!ウォレットが利用可能なサイトで利用できます)。

ただし、21時30分~翌10時までの申し込みに関しては、翌日12時以降の審査となるので、申し込み時間に注意が必要です。

申し込みの際に口座登録をしていないとバーチャルカードは発行されない

申込情報として、名前や住所、勤務先、また支払い用の金融機関口座が必要です。本人確認書類として、運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカードのいずれか1点を用意してきましょう。

口座登録は後日郵送でも可能ですが、その場合バーチャルカードは発行されません。利用できるのは手元にクレジットカードが届いてからとなります。プラスチックのクレジットカードは約1週間程度で届きます。

ナンバーレスで本人認証サービス!安心して利用できるセキュリティ

クレジットカードでネットショッピングをする際に心配なのが、個人情報の漏洩やクレジットカード番号を盗み見されるなどによる不正利用です。PayPayカードでは安心してクレジットカードを利用できるよう、さまざまな対策をしています。

監視システムで不正利用がないか24時間365日体制でチェック

PayPayカードはカードにクレジットカード番号を記載していないナンバーレスです。クレジットカードの番号を誰かに見られることもありません。

また、不正利用検知システムを採用し、24時間365日不正利用がないか監視。不正利用と疑われる取引を検知すると、カードを一時停止して被害を防ぎます。

本人認証サービス(3Dセキュア)で“なりすまし”を回避

クレジットカードの本人認証サービス(3Dセキュア)サービス(ワンタイムパスワードの入力など)により、本人以外のクレジットカード利用(なりすましなど)を防ぐことができます。

利用速報サービスがありクレジットカードの紛失や盗難時はメニューから利用停止ができる

クレジットカードを利用した時点で、利用情報がアプリに届きます。クレジットカードを利用した日時や金額、店舗名(一部)が通知されるので、身に覚えのない利用情報があった場合、すぐに利用停止が可能です。

もし、国内でクレジットカードを紛失した、盗難にあったなどといった場合、会員メニューからクレジットカードの利用停止・再発行の手続きが可能です。24時間いつでもできるのも安心です。

クレジットカードの不正利用によって被害を受けた際には、届け出から60日間にさかのぼって、損害額を補填してもらえます。不正利用などがあった場合は、必ずクレジットカードの紛失・盗難の届け出を行いましょう。

お買い物予算設定で使い過ぎを回避できる

クレジットカードの利用で注意したいことの一つが使い過ぎです。PayPayカードでは、クレジットカードの使い過ぎを防げる「お買い物予算設定」ができます。

「お買い物予算設定」は、自身でクレジットカードの月の利用予算額を設定し、予算額に到達した場合にお知らせ通知をもらうサービスです。

クレジットカードを使い過ぎてしまう理由としては、次のようなことが考えられます。

  • 給料日前など現金がなくても買い物やレストランで食事などができてしまう
  • 1回では支払いできないような高額な買い物ができる
  • ポイントが貯まるからと必要のない買い物をクレジットカードでしてしまう

クレジットカードの利用代金は翌月に支払わなければなりません。分割払いやリボ払いを利用すれば手数料もかかり、支払い期間が長期化する可能性も高いでしょう。

無計画にクレジットカードを使っていれば、支払い額が増え予想以上の支払いに困ってしまう、ということもあります。支払いが遅れれば遅延損害金が発生し、支払いを滞納すれば信用情報機関に登録され、新規のクレジットカード作成やローンが組めなくなるでしょう。

そのようなことを避けるためにも「お買い物予算設定」などをして、計画的な利用をすることをおすすめします。

「これだけスキップリボ」で支払いの調整ができる

PayPayカードの支払い方法の一つに、「これだけスキップリボ」があります。翌月1回払い、ボーナス一括払いの利用であれば、変更したい利用分を選んでリボ払いに変更可能です。当月の支払いを翌月にすることができます。

変更締切日は毎月20日21時59分までです。

今月支払いが苦しいという場合、支払い負担を軽減できます。ただし、支払いが済んでいないとその分クレジットカードの利用可能額も復活しません。余裕ができたら、「おまとめ払い」で全額支払うことをおすすめします。

PayPayカードは年会費永年無料で維持費がかからない

PayPayカードは年会費が永年無料です。ポイントが貯まりやすくても、年会費がかかるとその分お得になりません。クレジットカードの維持費にお金をかけたくないという人にもおすすめです。

また、クレジットカードをあまり使わない人にとっては年会費を払うとなると、無駄なお金を払っていると感じるものです。クレジットカードの年会費が無料なら、そのように感じることはないでしょう。

家族カードも年会費無料。最大10枚まで発行可能です。ETCカードは5枚まで発行可能ですが、年会費が1枚ごとに550円(税込)かかります。

また、年会費無料のPayPayカードでは、海外・国内旅行傷害保険や、空港ラウンジの無料利用などのサービスは受けられません。特に海外旅行などは保険があると安心です。

クレジットカードに付帯されていると便利なのですが、ないとなれば保険会社の海外旅行保険などに加入しなければなりません。

一方、PayPayカード ゴールドの方は11,000円(税込)の年会費がかかりますが、海外・国内旅行傷害保険など付帯保険があったり、空港ラウンジを無料で利用できたりするなど、サービスが充実しています。

年会費が無料なのは魅力ですが、年会費がかかっても安心して旅行ができる付帯保険があった方がよいなど、クレジットカードの使い道や利用頻度を考慮するとよいでしょう。

PayPayポイントは現金にしたり譲渡したりすることはできない

PayPayポイントは現金として出金したり、PayPayユーザーに譲渡したりすることはできません。他社のポイントに交換することもできません。ポイントは自身の買い物などの支払いに利用できるものです。

ポイントには有効期限がないので、貯めておいて大きな買い物に利用するということも可能です。

PayPayクレジットはチャージなしで翌月まとめて支払う方法

PayPayの支払い方法の一つにPayPayクレジットがあります。PayPayクレジットはPayPayで利用した当別分の支払いを翌月にまとめて払うという方法で、翌月1回払いであれば手数料もかかりません。

PayPayクレジットを利用するには、登録が必要で審査もあります。審査が通れば、PayPayカードと同じように使うことが可能です。PayPayクレジットを設定するとPayPayカードのバーチャルカードが発行されます。

年会費も無料で支払は翌月27日。ポイントの基本付与率も0.5%~1.0%にアップします。

PayPayカード ゴールドならポイント付与率も高く利用可能なサービスも増える

PayPayカード ゴールドは、ポイント付与率も高く、付帯保険や受けられるサービスが充実しています。

PayPayカード ゴールドの基本情報において、PayPayカードと異なる主な点は以下の通りです。

年会費 11,000円(税込)
ポイント基本付与率 1.5%
海外保険傷害保険 最高1億円
国内旅行傷害保険 最高5,000万円(利用付帯)
ショッピングガード保険 最高300万円(利用付帯)

PayPayカード ゴールドはPayPayカードよりポイント基本付与率が高くなります。また、海外旅行・国内旅行傷害保険などが付帯されています。

PayPayカード ゴールドはポイント付与率が1.5%でポイントが貯まりやすい

PayPayカード ゴールドのクレジットカードの場合、ポイント付与率が1.5%(基本付与分1.0%+ゴールド特典0.5%)です。クレジットカードの利用でポイントも貯まりやすいでしょう。

さらに、「Yahoo!ショッピング」「LOHACO」利用の際は、以下のポイントが付与されます。

基本付与分(200円ごと) +1%
毎日もらえる +3%
ストアポイント +1%
LYPプレミアム特典 +2%

ゴールドの場合、最大7%のポイント付与率になります。

海外・国内旅行保険があり旅行も安心

PayPayカード ゴールドの特典として、海外旅行・国内旅行保険が付帯されています。旅行保険は、旅行中に病気になったりケガをしたりした際に補償を受けられるものなので安心です。旅行が多い方は、ゴールドを検討してみてもよいでしょう。

ただし、国内旅行保険はあらかじめPayPayカード ゴールドで宿泊施設などの支払いをした場合にのみ適用されます。

国内旅行保険の補償内容・保険金額は次の通りです。

死亡・後遺障害 5,000万円
入院(日額) 5,000円
通院(日額) 2,000円

また、海外旅行保険の補償内容・保険金額は次の通りです。

(傷害)死亡・後遺障害 1億円
傷害治療費用 200万円
疾病治療費用 200万円
賠償責任 5,000万円
携帯品損害 30万円(免責金額3,000円)
救援者費用 200万円

PayPayカード ゴールドで購入した商品が壊れたときなどに補償をしてくれる「ショッピングガード保険」

PayPayカード ゴールドで商品を購入した際、火災や盗難、破損などの損害を補償してくれるのが、ショッピングガード保険です。年間支払い限度額は300万円。購入日から90日間補償してくれます。

利用条件は、PayPayカード ゴールドで購入した商品であること、1点の購入価格が1万円以上の商品であることです。

ゴールドのカード会員は国内やハワイの空港ラウンジを無料で利用できる

ゴールドのカード会員限定の特典として、空港ラウンジサービスがあります。国内やハワイの主要空港のラウンジを無料で利用可能です。

フリードリンクや空港によってはアルコールの提供、新聞や雑誌の閲覧、無線LANの利用などが可能で、出発前にのんびりとくつろいだり、仕事をしたりすることもできます。

「PayPayクレジットカード」に関連するよくある疑問

「PayPayクレジットカード」に関連するよくある疑問を集めてみました。参考になさってください。

Q PayPayカードのクレジットカード番号はどこで確認すればよいですか?

A PayPayアプリの「PayPayカード」から確認できます。

Q PayPayカードを利用した際、分割での支払いはできますか?

A  3回~48回の分割での支払いが可能です。お会計の際に「分割払い」を指定しましょう。他にも1・2回払い、リボ払い、ボーナス払いもできます。

Q 家族カードは年会費がかかりますか?

A  PayPayカードも、PayPayカード ゴールドも家族カードは年会費無料です。 PayPayカードは最大10枚まで、ゴールドは最大3枚まで発行可能です。

Q PayPayカードとPayPayクレジットはどう違いますか?

A  PayPayカードはクレジットカードです。利用可能な国際ブランドはVISA、Mastercard、JCB。クレジットカード加盟店で利用可能です。バーチャルカードも発行されますが、プラスチックカードも発行されます。

PayPayクレジットはPayPayの支払い方法の一つで、当月に利用した分を翌月にまとめて支払うことができます。

Q PayPayカードの家族カードでPayPayクレジットを利用できますか?

A  家族カードでもPayPayクレジットの利用は可能です。利用代金は本会員にまとめて請求されます。

PayPayポイントを貯めるならクレジットカードがおすすめ

PayPayカードやPayPayクレジットはアプリにチャージをすることなく、買い物やサービスを利用できる便利な方法です。

PayPayカードならクレジットカード加盟店でも利用でき、ポイント付与率も高いのでポイントを貯めやすいでしょう。特にyahoo!ショッピングやLOHACOでの決済はポイントを貯めやすいのがメリットです。

プラスチックのクレジットカードはナンバーレスでカード番号などを盗み見される心配もありません。本人認証なども採用され、不正利用もできないセキュリティ対策も取られているので安心して利用できるでしょう。