太陽光発電システムを導入している家庭への特典的なもののひとつに、災害時であっても電力を
使える、というものがあります。
災害が起きると、停電ってよく起こると思います。
ひどいときには、豪雨というだけで停電になることもあります。
これは一時的な場合が多いですが、もっと大きな災害になると数日以上の停電が続くこともあり
ます。
そういう時でも、太陽光発電のシステムが生きていれば、家庭内で電気を使うことができます。
冷蔵庫や洗濯機といった、開始時に大きく電力を食う家電に関しては保証できませんが、テレビ
や、ラジオ、携帯電話の充電などは大丈夫でしょう。
災害時に大切なのは、外界とのアウトラインを確保することです。
外の状況がわからないと、不安になります。
もちろんこれは逆に、外にいる知り合いが安否確認したいときにも、携帯電話が繋がらなければ
どうしようもありません。
だから、どんな時でも、電力って大事です。
たとえ電力会社が閉鎖してしまっても、とりあえず太陽が出てくれてさえいれば、そしてシステ
ムに故障がなければ、電力を使えるのです。
パネルが壊れていたらどうしようもありません。太陽光が集められませんから。
モジュールやパワーコンディショナが壊れていても、エネルギーを電力に変えられませんから、
電気を使うことはできません。
あくまでも、『システムが生きていて』初めてこの特典を利用できるということを覚えていてく
ださい。