ソーラー・パネルを選ぶとき、何に注目すればいいのでしょうか。
各メーカーは、それぞれ得意分野を謳っています。
よく言われるのは「変換効率」ですね。
もちろん、同じように太陽光を受けるのであれば、なるべく無駄なく電力に変換できたほうがい
いでしょう。
しかし、どの場所でも『同じように』太陽光を受けることは、現実的に考えて無理な話です。
沖縄と北海道で、あるいは太平洋側と日本海側で、同じような日照条件になるでしょうか。
変換効率は、ある一定条件においての数値です。気温は25℃で、という設定条件です。
つまり、25℃における変換効率は保証されていても、10℃や30℃の時の変換効率は保証さ
れていないのです。
ということは、25℃では変換効率はそこそこ低くても、10℃でも同じ程度の効率であれば、
25℃で高い変換効率を誇っていながら低温、あるいは高温になるにつれて効率が下がっていく
パネルに比べて、全体的な変換効率は良くなるかもしれません。
特に、低温、高温など極端に温度が変わることがある地域の場合は、一概に変換効率のみを見て
購入の参考にするのはいかがでしょうか。
したがって、変換効率はもちろん大事ですが、発電量にも目を向けてみてください。
地域によっては、変換効率は低くても総合的に見れば得をする、ということがあるかもしれませ
ん。
太陽光発電はお得かどうか?はこのページをご参照下さい